📋 プロジェクト概要
- 所在地
- 沖縄県久米島町儀間
- 規模
- 肉牛 約20頭
- 施設
- 牛舎内 自動噴霧消臭システム(消臭一番)
- 実施時期
- 平成27年10月(2015年10月)
- 企画・施工
- 有限会社バイオテクノ小禄 / 衛生クリーンサービス
- 設計
- 共立イリゲート株式会社
- 技術協力
- 株式会社ACM・沖縄工業高等専門学校(生物資源科 田辺俊朗 准教授)
⚡ 導入前の課題
久米島町で肉牛約20頭を飼育する白道氏は、研究熱心なオーナーとして知られています。畜舎の環境改善のために市販の各種薬剤の使用をはじめあらゆる手を尽くし、毎日欠かさず牛舎の清掃も行っていました。しかし、どれほど努力を重ねても、畜舎の消臭は思うようにいきませんでした。
夏場を中心にウジ虫やハエが大量発生し、悪臭は牛舎の外にまで広がるほど。ご家族でさえ作業の手伝いに来ることをためらうほどの環境であり、奥様も牛舎への立ち入りを避けていました。農場運営のほぼすべてを白道氏一人で担わざるを得ない日々が続いていました。
- 牛舎内の悪臭が常時発生し、作業環境が劣悪
- 夏場を中心にウジ虫・ハエが大量発生
- 家族が牛舎に立ち入れず、農場作業を一人で担う状況
- 家畜のストレス増加・肥育率の低下
🔬 バイオパワーによる処理アプローチ
有限会社バイオテクノ小禄が企画し、衛生クリーンサービス・共立イリゲート株式会社が設計・施工を担当。牛舎内に自動噴霧設備を設置し、天然微生物消臭製品「消臭一番」を毎日定量噴霧するシステムを構築しました。
▲ 施工システム図 — 水源から牛舎まで、消臭一番の自動噴霧配管ルート(2015年10月)
施工内容
- 自動噴霧設備の設置:牛舎全体をカバーする噴霧ノズルを配管。制御装置・噴霧器・混入器・チャック井を設置
- 定量自動噴霧:毎日一定量の「消臭一番」を自動噴霧。手間なく継続的に消臭効果を維持
- ACMπウォーター連携:生体水に近い水質、抗酸化力の優れた水を噴霧媒体として活用
▲ 自動噴霧の稼働状態 — 牛舎全体にミストが均一に広がる
📊 臭気測定による効果確認
施工後の牛舎内で携帯型臭気測定器による計測を実施しました。
29.8
タバコの煙(参照値)
0.08
施工後の牛舎内
▲ 携帯型臭気測定器による計測。タバコの煙(29.8)と施工後の牛舎内(0.08)の比較
📌 測定値について
施工後の牛舎内(0.08)は、タバコの煙(29.8)の約370分の1という結果です。一般的に「臭い」と感じる環境が屋外での正確な基準値計測を難しくしますが、タバコの煙を参照値とすることで、牛舎内の空気が日常的な喫煙環境よりも格段にきれいな状態であることが示されています。
▲ 施工後の牛舎内部 — 整然とした飼育環境
▲ 施工後の牛の様子 — ストレスが軽減され、健康的な環境下での飼育
💬 白道氏からのご報告
导入後、牛舎内の悪臭が大幅に改善されました。以前は家族も近づけなかった牛舎に、今では妻が日常的に手伝いに来てくれるようになり、牛舎の中で一緒にお弁当を広げて昼食をとれるほどになっています。ウジ虫やハエも激減し、作業しやすい環境になりました。
— 久米島町 白道氏(施主)
✅ 導入による複合的効果
牛舎内の悪臭が大幅に軽減
タバコの煙(29.8)の約370分の1(0.08)という測定値を達成
ウジ虫・ハエが激減
夏場の大量発生が解消され、衛生環境が大幅に向上
家族が農場作業に参加できるように
牛舎内でお弁当を広げて食事ができるレベルまで環境が改善
家畜のストレス軽減・肥育率向上
悪臭・害虫によるストレスが減少し、肥育環境が改善
自動噴霧で手間いらず
毎日の消臭作業が自動化され、農場管理の負担が大幅に軽減
天然成分で安全・安心
化学薬品を使わない天然微生物由来の製品で、人・動物・環境に配慮